事例

事例01
マイクログリッド制御/複合施設「KURKKU FIELDS」

30Haの敷地を約1kmの自営線でレストランや宿泊施設などの施設などを結び、
大規模停電時には系統から切り離し太陽光発電と蓄電池で自立


施設 KURKKU FIELDS
太陽光発電設備 定格容量 700kWp
蓄電池 Tesla社製蓄電池「Powerpack」
出力333kW / 容量669kWh
その他 約1kmの自営線(複数施設と電力設備間)
設備概要

「農業」「食」「アート」を軸とした複合施設。30Haの敷地内には農場や牧場、レストランや宿泊施設などが点在する。Mr.Childrenなどの曲を手掛けた音楽プロデューサー小林武史氏が代表を務める株式会社KURKKUが手がける。

導入目的

レジリエンス強化
・自営線で太陽光発電設備・蓄電池・敷地内建物を結ぶことにより、停電時は遮断器で系統から切り離し蓄電池を自立運転
・PCSを蓄電池からの電力に連携し、太陽光からの発電を利用可能

平常時の環境性と経済性
・晴天時は夜間電力を含めて可能な限りの電力の自給自足を目指す
・ピークカット制御により電力基本料金を低減

事例02
マイクログリッド/「唐津市浄水センター」

停電時にも太陽光発電と蓄電池で電力供給、今後周辺エリアのマイクログリッド化も検討


施設 唐津市浄水センター
太陽光発電設備 定格容量 102kWp
蓄電池 Tesla社製蓄電池「Powerpack」
出力58kW / 容量232kWh
導入目的

非常時において唐津市浄水センターの一部に電力を供給し、停電の場合でも独立したエネルギー拠点として電力供給力を確保し、防災拠点としての機能を維持

レジリエンス強化
停電時にも浄水センター内に太陽光発電や蓄電池から電力供給

電気料金削減
・太陽光発電設備からの電力を自家消費することで買電量を削減
・蓄電池制御でピーク電力を低減することで基本料金を削減

環境性強化

今後の展開

周辺エリアには消防署、屋内プールのほか、佐賀県施設などの公共施設が集積しており、一体として、大規模停電などの非常時にも電力供給が可能なエリアを目指す「唐津スマートレジリエンス拠点構築事業」が進展

事例03
VPP(仮想発電所)構築/経済産業省実証事業


導入目的

非常時において唐津市浄水センターの一部に電力を供給し、停電の場合でも独立したエネルギー拠点として電力供給力を確保し、防災拠点としての機能を維持

レジリエンス強化
停電時にも浄水センター内に太陽光発電や蓄電池から電力供給

電気料金削減
・太陽光発電設備からの電力を自家消費することで買電量を削減
・蓄電池制御でピーク電力を低減することで基本料金を削減

環境性強化

今後の展開

周辺エリアには消防署、屋内プールのほか、佐賀県施設などの公共施設が集積しており、一体として、大規模停電などの非常時にも電力供給が可能なエリアを目指す「唐津スマートレジリエンス拠点構築事業」が進展

事例04
住宅オンサイトPPA検針/「山形エコタウン」


施設 新築住宅19件 / 切妻、変形切妻、片流屋根
太陽光発電設備 定格容量 4.95-10.56kWp
  東北芸術工科大学、㈱荒正、㈱スノーピークの開発・分譲による、山形市前明石地区における県内初となる高性能エコハウスとアウトドアリビングが集積する住宅街。
東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科長
竹内昌義様

山形エコタウンの住宅及び街並みを設計しました。

各住宅は、断熱性能を高め、熱交換換気システムを導入して、省エネ性能が高く、24時間全館空調を行っても、従来よりも必要な暖房エネルギーが5割も減る計算となっています。

自然電力とご縁をいただき、ちょうど設計中であった山形エコタウンの建売分譲の19棟に初期費用ゼロにすることで、最初から太陽光発電設備を導入しようという話になりました。

すでに完工した住宅には、最初から太陽光発電設備が設置されており、自然電力の遠隔検針システムで料金徴収も行われているようです。電気代は、年間で2万円くらい安くなっているようです。

実は、高断熱にすることで、24時間空調が可能になるのですが、オール電化の場合、日中の電力料金単価が高いのが問題でした。オンサイトPPAを導入することで、日中の単価が安くなるため、24時間空調がお客様に提案し易くなるのです。

住宅向けオンサイトPPAは、省エネを進める建築家としても、たいへんお勧めできるサービスだと思います。

実証01
V2Hによる災害耐性と電気代削減(準備中)


1. 災害時電源の確保

・設置設備の特定負荷給電(照明やPCなどを想定)
・EV移動先へのAC100V(通常のコンセント)給電(約30万円の機器が別途必要)

2. 電気料金の削減

・自家消費最大化~自家発電設備の電力を多く利用するように制御し電気代を削減
・ピークカット~電力使用ピークをEVからの放電で削減し、基本料金を削減
・タイムシフト~時間帯別料金制の場合での、充放電最適化による従量料金の削減

実証02
複数EV導入時の課題対策(準備中)

複数EV導入の場合に想定される基本料金や設備費の高騰に対し、 遠隔制御することで電気代・設備費を削減

単純充電だと電気代が負担に

接続したら充電(タイマー制御程度)


最大電流(A)があがり基本料金が負担に

IoT/AI制御で電気代削減

運行計画や電気代などを考慮して制御


太陽光の発電とあわせて 負荷を平準化/最適化